昔は紙と人の力で動いていた展示会も、いまやデジタルとデータが主役。
「配る」から「体験させる」へ、展示会は静かに進化しています。
今回のコラムでは、どんな部分が変化しているかまとめていきます。

①デジタル×リアルのハイブリッド化!
昔は、
・カタログ・パンフレット・ノベルティを大量に配布
・とにかく資料を持ち帰ってもらうスタイル
・電話やFAXで済ます
がメインでした。
今は、
・オンライン展示会の実施
・ライブ配信やARブースなどが定着
・QRコードで資料DL、電子名刺交換も当たり前
と、方法が人力→電力に変わってきました。
②ブース設計の変化
昔は、SNSの発展が乏しかったので、大型パネル・照明・モデル展示で“目立つこと”が最優先で、インパクトがすべてでした。
今は、触れる・試せる・写真が撮れるといった、SNS映えする仕掛けや体験型コンテンツが人気となり、見た目プラス実用性が重視されるようになりました。
③すぐデータで「効果」を測る時代
昔は展示会終了時に名刺を確認して…メールアドレスを打ち込んで…と手間と労力がかかっておりました。
今はバーコードリーダーを活用し、来場者の属性・行動データをリアルタイムで取得し、「どんな人が立ち止まったか」を分析出来ます。
④展示会コンパニオンの重要性
精鋭スタッフを集結し、集客~商談まで自社で行う企業が多かった昔の展示会。
今は展示会コンパニオンが集客し、自社スタッフが引継ぐといった、役割を分ける企業が増えてきました。
ブースの大きさに関係なく、効率化を求めるようになりました。





