イベントコンパニオンの仕事は、“立っているだけ”ではありません。
来場者の印象を左右し、企業のイメージそのものになる存在だからこそ、接客の質が最も評価されるポイントです。
では、そもそも「接客の質」とは何を指すのでしょうか?
今回のコラムでは、「接客の質」についてまとめていきます!

①一言で人を動かす“説得力”
展示会やキャンペーンの現場では、来場者は数秒で興味の有無を判断します。
その一瞬で「聞いてみようかな」と思わせるには、
声のトーン・滑舌・目線・姿勢など、言葉以外のコミュニケーション力が欠かせません。
短い言葉でも心地よく届くスタッフは、現場で必ず評価されます。
②相手を観察する“気付き力”
接客の質は、マニュアルの正確さだけでは決まりません。
・急いでいそう
・迷っていそう
・少し話を聞きたい雰囲気
など、相手の状況を瞬時に読み取って声のかけ方を変えられるかどうか。
この“気付き力”があるスタッフは、会場の雰囲気づくりまで上手です。
③雰囲気を明るくできる“存在感”
接客の質には、実は空気づくりも含まれます。
イベントは会場の気温や混雑具合で人の流れが変わりやすく、特に冬は寒さで来場者の動きが鈍くなりがち。
そんな時に、明るい声・温かみのある表情・柔らかい立ち姿で場を和らげられるスタッフは、企業からの評価がとても高いです。
接客はスキルであると同時に、“周囲に影響を与える力”でもあります。
④状況が変わっても崩れない“安定感”
イベントは予想外のことが起きるのが当たり前。
来場者が一気に増えたり、機材トラブルが起きたり、説明内容が急に変更されたり…。
そんな時でも、表情・声のトーン・対応の丁寧さが崩れない人は「接客の質が高い」と評価されます。






